安産祈願
千年以上つづく
伝統のお守り
由加神社の安産祈願や方災除けのお札は、千数百年前より伝承された方法を今も受け継ぎ、ひとつひとつ心を込めておつくりしています。
安産祈願の意味
安産祈願は、万物の霊である海川山野が、日々育んだ恵である動物・植物の命を、母を通じ、新しい命が体いっぱいに戴きながら、腹の中で順調に育ち、海の潮が静かにみちるように、安らかにこの世に産まれるよう祈祷します。
また母と子の体の調和をはかり、お互いが苦しむ事がないように、へいしにかかられている場合も、へいし除けの祈祷も安産祈願の際にいたします。
「へいし」とは
「へいし」とは、解りやすく説明しますと、妊婦と胎児の状態を知る昔ながらの方法です。
へいしの種類は、六三へいし、親へいし、子へいし、裏六三へいし、産後へいし、に分類されます。
親へいしになると、妊婦が体調を損ねたり、出産後も体調不良になる方がおられます。
子へいしになると、胎児の発育、また生れてからも体が弱く成長が遅れる事があります。
六三へいしは親子ともに体調が心配されます。
親へいしと子へいしは一緒にかかる事はありませんが、六三へいしと親へいし、六三へいしと子へいしは同時にかかることがあり、同時にかかる場合は、体調を損ねる人が多くおられます。
へいしは出産予定日と妊婦の生年月日が解れば、鑑定する事ができます。
当神社では、全国的にも珍しく、へいし除けの祈祷が現在まで伝わり、九州の大学より研究者が訪れ、研究の対象にされた事もあります。
お母さんへ
お腹の子は、自分で貴方を選んで、お腹の中に入ってきました。
偶然ではありません。
そしてこの人なら育ててくれると確信し、貴方の愛を求めて訪ねてきました。
子どもに一番大きな愛を与えられるのは家族です。
特にお母さんです。
人は人に愛されて、人を愛す事を学びます。
私(宮司)も3人の子育て中であり、騒がしい日々ですが、楽しい毎日を過ごしております。
家族がふえること、それは物質的にはお金がかかる、自分の時間が持てない等、さまざまな心配事があるかもしれません。
しかし、人は物質的な事よりも、意識や心でより幸せを感じる事ができます。
例えば、旅先で声が出るほど美しい景色を一人で見たとします。
誰かにその景色を見せたいと思いませんか。
誰にみせたいですか。
今までに食べたことが無いほど、美味しいお菓子を食べたとします。
一人で全部食べるより、半分残して誰かと一緒に食べて「おいしいね」と幸せを分かちあいたいと思う事がありませんか。
そんな大切な人が一人ふえること、本当の幸せはそこにあります。
互いに子育てをがんばりましょう。
無事に出産され、母子ともに健やかでありますよう祈念いたしております。
御祈祷までの流れ
電話 0869-92-0041
お聞きした内容で、「へいし」にかかるかなど全てお調べし「お札(霊符)」をおつくりします。
体の調子がすぐれない方は、家族の方が代わりに参られても結構です。
遠方に御子息が住まわれている場合なども、親が御祈祷を受けられ、お札を御子息に送られる方もいらっしゃいます。
御祈祷料につきまして
御祈祷料は5,000円にて承っております。
- 「へいし」鑑定料
- 霊符(お札)製作料
- はら帯祈願
上記全てを含んでおります。
出産前後は様々な費用がかかります。
どなたさまでも御祈祷が受けられますように、料金を設定しております。
由加神社・御宝物について
所蔵する御宝物(鎧、兜など)は、奉納用ではなく、実際に戦で使われた本物の品々が納められています。
古来より、由加神社のご利益が認められていた証でもあります。
由加神社や御宝物については、下記のページで詳しく解説いたしております。